茶畑整備中の重機

茶の実プロジェクトで一番大切なのが茶の実の収穫作業です。

茶実油を製造するにあたって実っている茶の実から換算すると10%ほどにしかなりません。数字だけで見ても希少性が分るかと思いますが、この希少さがゆえに茶実油の製造量を増やすには茶の実が実る畑を物理的に増やす必要があります。

そこで、現在管理している茶畑1.8反から更に2反を増やし、収量もおおよそ二倍になる想定で管理茶畑を拡大する運びとなりました。(毎年安定的に収穫できるものではありません。)

茶実油は茶葉を生産する茶畑のように整備されている場所には実りません。
耕作放棄された荒れた茶畑だからこそ実るのです。何年も耕作放棄されているからこそ茶の木は生い茂っているため、抜根して間引きしてあげることが最初の作業でもあります。

今回も重機で作業をお願いしましたが、もともとの茶の木を植えている感覚が狭かった影響で重機の稼働領域が狭くなり、時間も予想より大幅に時間がかかりました。

約2反もの広大な土地にびっしりと茶の木が植えてあったのでかなり大変な作業となりましたが無事、間引くことができ収穫できる導線は確保することができました。

before
After

一旦のところ重機による整備作業は終了しましたが、耕作放棄されていたからこそ茶の木が伸びすぎているので刈りこむ作業をまた後日に計画しています。

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