今回は、2021年11月をもって閉店した’’分校Cafe haruhi’’から
滞在できる場所’’分校Stay haruhi’’へとリニューアルオープンすることについてお知らせいたします。

春日地区のこと

佐賀県嬉野市嬉野町春日地区。
嬉野町中心部から車で15分ほどの場所に位置します。
この春日地区は人口約100人。高齢化率が約50%にもなる小さな地域です。
しかし、この春日地区には’’ありのまま’’のヒト・モノ・コトが溢れる豊かな場所です。そんな魅力を育んでいるプロジェクトに’’ありのまま春日’’があります。

緑豊かな山々と自然に囲まれ、春には御衣黄桜という黄色の桜が咲き、夏は緑が深まり蝉の鳴き声が響き渡り春日渓谷から流れてくるきれいで冷たい川で涼み、秋になると春日のシンボルでもある春日大明神の大イチョウの紅葉が圧巻。冬は下界よりも3~4℃気温が低く霜や水たまりには氷が張ります。

そんな四季を楽しめることはもちろん、静かでのんびりと本を読みながらコーヒーを飲みたくなるような場所です。きっと「ここで一眠りしたい」と思うことでしょう。

これまでのharuhi

現在はリニューアルオープンに向けて一旦閉店中ではありますが、かつては吉田小学校春日分校だった場所で、平成13年度をもって統廃合により廃校となりました。廃校後は地域のコミュニティスペースとして活用されていましたが、高齢化が進み市へ返還される運びとなりました。しかし、この場所のロケーションがもったいないと感じて「この場所を何とか残したい」という想いで始まったのが
’’分校Cafe haruhi’’です。

2016年にオープンし、当時は「こんな山奥に人が来るわけない」と批判の声もありましたが、定期的なイベントとカフェ営業を続け、年間5000人ほどのお客様がご来店していただける場所へと生まれ変わりました。建物内では飲食を楽しみ、天気がいい日は校庭でテラス席として解放感のあるお食事を楽しんでいただいたり、お子様連れのお客様は竹馬やバドミントン、ボール遊びや鬼ごっこをして賑わう光景が見られました。

しかし、厨房スタッフの卒業を機に惜しまれながらも2021年11月をもってカフェ営業を終了することになりました。

これからのharuhi

カフェ営業が終了したからと、この場所を無くすことはしたくありませんでした。この場所は、カフェに遊びに来てくれた方々はもちろん、地域の方々のご協力があったからこそ約6年間営業できたと言っても過言ではありません。これまで関わってきていただいた皆さんが繋いでくれたものをここで終わらせたくないという想いと、これまで’’カフェ’’が目的地だったものを’’春日’’を目的地として来てもらうように滞在することでもっと春日に触れてもらうことができると考えから、2022年5月の開業を目標に’’分校Stay haruhi’’へと生まれ変わります。
そして、春日を楽しめるコンテンツ、アクティビティをご用意する予定です。

カフェだった’’haruhi第一章’’から’’haruhi第二章’’へ

haruhiの敷地内にウッドデッキを二つ設置してノルディスクの19.6㎡の広々のテントを2張。1張4人定員で最大8人だけの特別空間になります。

元々カフェスペースだった場所の活用は未定ですがトイレはカフェ当時のままで、新たに男女別のシャワーを新設いたしました。

施設の詳細やご予約方法、体験コンテンツの詳細などの細かい部分に関しては
また別のページで改めてご紹介いたします。

さいごに

カフェから滞在できる場所へと生まれ変わりますがカフェだった頃の想いは引き継いでいきます。ここにくることで想い出となって「みんなの想い出の場所」となることは変わりありません。これからはさらに、この場所に来ることで日々の疲れを癒す場所へとなるように準備していきます。

現在調整中ではありますが、どんな場所になるのかなど新しい想いの部分も改めてご報告いたします。

是非、乞うご期待ください。

記事一覧