佐賀県嬉野市春日地区を拠点に活動する「ありのまま春日」の発足当時から活動していた「茶の実プロジェクト」

これまで、耕作放棄茶園の整備から始まり、、茶実油専用の搾油所の開設、地域の方々(むかし美人の会)、搾油など、このプロジェクトは段階を踏みながらも想いのこもった石鹸の商品化が実現しました。

※佐賀県嬉野市春日地区…
人口約100人、高齢化率約50%、後継者不足や高齢化が進み、年々放棄される田畑が増え続ける中山間地域です。

石鹸本体のイメージ

日本有数の茶どころとして知られる嬉野市。
しかし、かつてこの地域を支えていた茶畑の耕作放棄が進み、その荒れた茶畑には、本来の生命力を現すかのように茶の実が実っています。その実を地域の方々に協力していただきながら一粒一粒集め、乾燥させ、手作業で殻を割り、じっくり丁寧に搾って上質な油を抽出しました。

両手いっぱいの茶の実から数滴しか抽出できない希少な油を使用した無添加で肌に潤いを与える石鹸です。マイルドできめ細かい泡で、顔から体まで洗えるので敏感肌の方や赤ちゃんにもお薦めです。リフレッシュ効果も期待できるマンダリンオレンジの香りもお楽しみいただけます。

商品のご購入はオンラインショップ『omoiya』にて
https://www.omoi-ya.com/items/66356594

■地域の方々(むかし美人の会)の協力

茶実油を製造する上でいくつかの過程がありますが、中でも茶の実の収穫や皮むきは手作業かつ時間がかかる作業です。これについては「むかし美人の会」の方々に依頼をし、地域内に点在する耕作放棄茶園に散歩ついでに出向き、収穫をしてくる仕組みを作ることができました。その集めてきた茶の実を買い取ることで、地域に還元しています。


石鹸の原料となる茶の実の収穫から石鹸の第一印象にもなる香り決めまで、私たちだけでなく地域を巻き込み、作り上げたことが自慢のポイントです。


この活動を進めるにつれて、ただ課題解決するだけでなく、みんなで集まって楽しそうに茶の実の収穫をしたり、皮むきをしている、これまでにない新しい情景が自然と創り出されました。

■石鹸製造を委託した「有限会社ねば塾」

長野県佐久市で障がい者を雇用し石鹸製造をされている有限会社ねば塾。
「障がい者が作ったものだから」と甘えを持たずに「障がい者」「健常者」という概念を捨て「共に働く場所」として「安心・安全」で自然環境にやさしい昔ながらの釜焚き塩折法で石鹸を作られています。障害のある者、無い者、それぞれが持てる力を出し合い仕事をされています。

石鹸カットの様子
※写真の石鹸は商品とは異なります
石鹸チェックの様子
※写真の石鹸は商品とは異なります

「ARINOMAMA TEA OIL SOAP」はねば塾オリジナルの無添加素地を採用。
市販の石鹸に無添加と表示はありますが成分を見ていただくと実際は香料や保存料が入っているもの多数あります。ねば塾オリジナルの無添加素地は石鹸素地、水、グリセリンと余計な成分は全く加えていない素地です。
きめ細かい泡立ちで肌刺激が少ないため、敏感肌の方や赤ちゃんにもお勧めできる石鹸になります。

■商品概要

▶商品名:ARINOMAMA TEA OIL SOAP(ありのままティーオイルソープ)
▶発売元:Happy Care Life株式会社
▶石鹸製造:有限会社ねば塾(長野県佐久市)
▶成分:石鹸素地、水、グリセリン、マンダリンオレンジ果皮油、チャ種子油(茶実油)
▶内容量:96g
▶価格:1200円(税抜)
▶発売日:2022年9月1日

▶販売場所:
9月1日~
・弊社オンラインショップ『omoiya』
https://www.omoi-ya.com/items/66356594
・分校Stay haruhi 店頭
https://stay-haruhi.arinomamakasuga.com/
10月1日~
・SAGAMADO(https://sagamado.jp/)(佐賀県佐賀市)

記事一覧