分校Stay haruhiがオープンして既にいろいろな方にご利用していただいていますが、今回は「オープンしたのは知ってるけど行ってみたい」「この記事を読んで存在を知った」というような、まだ訪れたことがない方や泊まったことがない方向けにharuhiがどんな場所にあるのか簡単に紹介していきます。

-分校Stay haruhiがある佐賀県嬉野市春日地区のこと-

春日地区は佐賀県の南西部に位置する嬉野市にあります。
嬉野は「嬉野温泉」や「うれしの茶」「肥前吉田焼」の産業に恵まれ歴史が深い町でもあります。その嬉野の中心部に位置する嬉野温泉街から車で15分ほど山の方に走ると春日地区に着きます。

https://spa-u.net/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AC%89%E9%87%8E%E8%8C%B6
https://yoshidayaki.jp/

春日地区は人口約100人が住む小さな地域です。さらには高齢化率が約50%ということで、ほとんどの方がご高齢の方が住んでいます。そんな地域だからこそ懐かしさや日常にはない非日常を味わえることができる場所でもあります。

そしてなんといっても自然豊かで緑いっぱいの山々に綺麗な渓谷。季節によって変わる木々や花。そして虫の声。いろんなことを感じることができます。

-とにかく懐かしさを感じる場所-

分校Stay haruhiは明治8年に開校した吉田小学校春日分校だった場所です。当たり前ですが当時は小学生がこの場所に登校していたことになります。そして、学校としては平成13年度を最後に廃校となりました。その後は春日地区で管理され公民館のような場所として使われていましたが高齢化が進み管理が難しくなったことを機に春日地区から市に返還されました。それ以降は廃れていく一方で校庭に竹が生えてくるほどに…

「この場所が無くなるのはもったいない」

「この場所の歴史を終わらせたくない」

そんな想いからカフェとして今の前身でもある「分校Cafe haruhi」として再生しました。オープン準備中には「こんな場所に人が来るわけない」と言われながらも閉店する2021年には年間5000人もの人がカフェを訪れるようになり惜しまれながらも閉店しました。

その後もカフェにした頃と同じ「この場所の歴史を終わらせたくない」という想いと「カフェのころよりも長く春日地区に滞在してほしい」ということから宿泊できる「分校Stay haruhi」としてリニューアルオープンしました。

前置きが長くなりましたが、カフェの頃からもそうでしたが元分校ということもあり、誰もが小学校などの学校生活を経験しているからこそ分校当時の風情が残っているので自然と懐かしい気持ちになります。

黒板や、図書室時代から受け継いでいる本棚など今でも残しているものがいくつかありますので是非実際に足を運ばれたときは体感してみてください。きっと「懐かしい」と思うはずです。

カフェ当時の写真

-二組限定だからこそゆっくりできるリトリート-

嬉野の山奥だったり、元分校という懐かしさが感じられる贅沢な場所でさらに二組だけという特別感を味わえます。

春日地区の集落からも少し外れにあるからこそ良い意味で周りを気にせずのんびりと過ごせます。さらに平日限定で貸切プランもご用意していますので4人以上でのご利用の場合は貸切でのご利用をオススメしています。

元飲食スペースは「くつろぎスペース」としてスクリーンでDVD鑑賞やテレビゲームをお楽しみいただけます。もちろんコーヒーを飲んだり本を読んだりと自由に自分の時間をお楽しみください。個人的にはワーケーションとしてのご利用がオススメです。(Wi-Fiも完備)

各お部屋ごとにはウッドデッキがあり、ハンモックに揺られたりミシュランシェフ監修のレシピをもとに楽しく調理したり焚き火を囲んで普段話さないようなことで談笑したり、過ごし方は自由ですが少しでも日常のことを忘れてゆっくりと過ごしていただきたいと思います。

キャンプのように焚き火台でダッチオーブン調理があったり、逆にグランピングのようにエアコン完備のテントでふかふかのベッドで眠ることができることから、キャンプとグランピングの良いとこどりをしたリトリートという過ごし方です。

まだまだオープンして約3ヶ月ですが、これからもたくさんの人にご利用していただきたいと思っています。しかし、そのためには「分校Stay haruhi」のことを知ってほしい、知るだけでなく行ってみたいと思ってほしい。そのためにできること楽しめることを少しずつ増やしていきますのでご期待していただければと思います。

8月も埋まってきつつありますので引き続き応援のほどよろしくお願いします。

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