ひよこ

haruhiには、平飼いのニワトリがいます。たまご採りをして、産みたてたまごをいただくという体験が、お客様にも大変喜んでいただいているポイントの一つです。

今回は、そのニワトリさんについてご紹介したいと思います。

haruhiオープン前から飼育していたニワトリは、ここから徒歩20分くらいの山中に鶏小屋を作っていたのですが、ある日、忽然と害獣にやられてしまいました。。。

オープン初年度にご宿泊していただいたお客様には、往復1時間かけての冒険を楽しんでいただいていたのでとても悲しくて、もう飼育するのは辞めようかと思い悩んでいました。それでも、やっぱり産みたてたまごは人気でもあったので、再挑戦することにしました。

そして、昨年の春、分校の目の前に鶏小屋を移設。そして5月にひよこを迎え入れました。それはそれは可愛くて、一日中見ていても飽きないと思うほどでした。

健康に育ってくれるよう、くず米や、葉っぱ、ゆで卵など、養鶏家さんにアドバイスをいただきながら飼育を開始しました。

そのおかげか、どんどん元気に成長してくれ、元気になりすぎたのか、想像以上の跳躍力で、柵を飛び越えて脱走することもしばしば。。。

柵はだんだん頑丈になり、ネットもだんだん高くなり、今では背丈を超えるくらいの高さになりました。こんな高さを飛び越えるなんて!とびっくりされるほどです。脱走と回収、改修、日々知恵比べをしているみたいで、面白いですよ。

餌やりに行くと、こうやって入り口付近で待機してます。よくわかっているなぁと、感心しますよね。食べることしか考えていないのか?とも思いますが、、、

ひよこの時期はあっという間で、すぐにニワトリの姿に成長してしまったのですが、餌に群がる姿。このお尻はひよことの時と変わらず、ふわふわで、今でも可愛くてたまりません。

そして、約半年後の12月、初めてのたまご。

みんな徐々にたまごを産んでくれるようになり、今では、たまご採りの体験はほとんどのお客様が体験されて喜んでいただいております。

教えてもいないのに、自分たちで産卵箱に入って産みます。

約25時間の周期で、ほぼ毎日たまごを産んでくれていますが、暑かったり、寒かったり、ストレスがかかると、たまごを産まなかったり、小さくなったりすることも。

雌ばっかりなので、いくら温めてもひよこにはなりませんが、母性本能がでてきたのか?と思うほど、一日中たまごを温めている子がいたり、産卵場所を急に庭のすみっこの草むらに変えたり、割れたたまごの美味しさに気づいてしまったのか、産んだたまごを自ら食べてしまったりすることも。

日々のニワトリの行動や、たまごの変化も、楽しみの一つです。そんな1年間で、今日まで通算、なんと2250個のたまごを産んでくれています。

みなさんも、運がよければ、双子のたまごに当たったり、産卵の瞬間を見ることができるかもしれませんよ。ぜひお楽しみに。

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