佐賀県嬉野市は、九州三大銘茶にも数えられるお茶の生産地です。
歴史は古く、室町時代から栽培が始まっており、
江戸時代には明治維新を成し遂げた幕末の志士たちの
収入源にもなったと言われています。

しかし現在、少子高齢化により生産者が年々減り続け、
耕作放棄された茶畑が増え続けています。
春日地区も当然例外ではありません。
このままでは、ほとんどの茶畑が耕作放棄され、
さらに二次被害として、猪などの害獣が増えることにもつながっていきます。

そこで、その荒れた茶畑を何とか活用できないかと考えたのち
行きついたのが【茶の実プロジェクト】です。
一般的にあまり知られていませんが、お茶の樹は“椿科”であり、
椿と同じように秋には花が咲き、実がなります。
そして、そのお茶の実から搾った油はオレイン酸等を多く含み、
その昔、中国では不老長寿の油とまで言われていたほど、質のいい油なのです。

お茶の葉を収穫するとなると、管理が大変で、収穫も重労働となりますが、
お茶の実を収穫する為の畑にすることで、
高齢者でも作業が出来るのではないかと考えました。

2020年4月現在、春日地区の中心部に当たる場所にあった
耕作放棄された茶畑を『茶の実専用の茶畑』として整備して、
今年秋の収穫に向けて準備を進めております。
それに並行して【むかし美人の会】の皆様にご協力いただき、
茶の実油を使ったバームと石鹸の商品開発も行っております。


来年あたりには、正式な商品としてお披露目できるのでは?
と考えておりますので、是非とも楽しみにお待ちください。
また、今年中には、搾油体験や、収穫体験も計画していくつもりですので、
そちらも併せて発表をお待ちいただければ幸いです。

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